今回は、ちと長い・・・
内容が、私の悩んでいたことや失敗ばっかりで、書いているうちに沈んでいったけどなんとか書き上げた。
チームで仕事をする時や、仕事の進め方って色々問題ありますよねー><
そんなことやどうしたら良いかを綴ってみました。
お時間のあるときにでもどうぞー!
プロジェクトメンバー結成!
ブログ第3話【田原さん、エインさんとプロジェクトを始める】
(https://creative-wonder.com/?p=724)に記載したように、そこから田原さん、エインさんとのプロジェクトチームが結成された。
【田原さん】は、はっきり言って、「こんな人」と一言で説明するのが一番難しい・・・
なんでもやっていて、「これ」と特定できないから。
それらの活動は、フラットな社会を確立する点の集合、そして線になっていると思う。(間違っていたらすみません! 訂正するので連絡ください!)
※田原さんを詳しく知りたい方はこちら → http://masatotahara.com/
【エインさん】も「こんな人」と説明するのが難しいが、ブランディングを作る会社Noovoの創設者。鋭い感性と知性を兼ね合わせた若い起業家。
13歳で校長先生に学校をやめると言い、「教わる」ことをやめ、自ら「学ぶ」ことを選び、14歳で、eラーニングの会社をはじめた、はたまたすごい人。
※エインさんを詳しく知りたい方はこちら → http://noovovisuals.com/
そんな異色メンバーでのプロジェクトは、言葉の壁の不安と、新しい何かが生まれそうな期待が入り交じっていた。
チームのそれぞれの役割が決まった。
・田原さんが全体のマネージメント」
・エインさんがホームページを制作する」
といった形式。
それに伴い進め方も決まった。
・私がクライアントさん(ホームページを依頼いただいた方)にヒアリングを行い、田原さん、エインさんに伝える。
・エインさんがホームページを作成する。
・全体的な流れを田原さんに報告。問題があった場合は、特に早急に伝える。
といった進め方に決まった。
役割、進め方が決まったのはいいが、ブログ第2話「会社を起業」(https://creative-wonder.com/?p=703)でも記載したとおり、その時は仕事を獲得するのも必死な状態で、このチームでの仕事を早くやりたいという思いで、めちゃめちゃ営業をかけた。
プロジェクト開始
そして、私のもとに、1件のホームページ製作依頼があり、そこから、3人でのチームでのプロジェクトが始まった。
田原さんも、エインさんもとても喜んでた。それを見て、私もテンションが上った。
チームが喜んでくれるのは本当に嬉しかった。
私はクライアントさんのもとに出向き、
・どんなホームページが欲しいのか?
・金額は?
・納期は?
・その中で必要なことは?
・色は?
等など・・・
ドン引きされるくらいヒアリまくった。
ヒアリングした内容を、田原さん、エインさんに伝え、サイトの構築が始まった。
プロジェクトの、納期と、金額から、その時は、ホームページのテンプレートを購入し、カスタマイズして進めることにした。
そして、クライアントさんからいただいた資料をもとに、テンプレートを購入し、ホームページの製作が始まった。
チーム内でしっかりとした情報共有のもと、製作するホームページの枠組みが完成していった。
問題発生!
しかし・・・その時、問題が発生した・・・
問題は2つあった。
・1つは、購入したテンプレートにバグがあったこと。そのテンプレートを使ってホームページを作成すると、数カ所で表示されなかったり、動作しない箇所があった。
・もう1つは、クライアントさんの要望が著しく二転三転してしまったこと。
その流れがチームのモチベーションに影響を与えた。
しかし、田原さん、エインさんはエールを送ってくれて、プロジェクトは続行していった。
一番大変だったのはエインさんだったと思う・・・普通なら××になっていると思う><
しかし、エインさんは、不満を一言も言わずに、もくもくと作ってくれた。
本当にありがたかった。そして本当にごめんなさい><
そして、その後も予期せぬ変更がありながらもクライアントさんにホームページを納品! 晴れて、1回めのプロジェクトが完了した。
プロジェクトチームの頓挫
しかし、その後、プロジェクトチームで進められる案件をなかなか獲得できなかった。
私の営業力、お客さんの要望をまとめる力、言葉の壁、予期せぬ変更。
色々な要素があったと思うが、一番の問題は、今のホームページ製作業界は価格の過当競争になりつつあるということがあると思った。
コーチング
そして、そのことを田原さんに相談した。
すると、田原さんは、「株式会社青い街」の杉岡一樹さんを紹介してくれた。
杉岡さんはシンボルアーティストで、世界でたった1つのその人だけのシンボルとなるパーソナルアートを作っているアーティストだ。
パーソナルアートを作成いただいた方の中には、感動して涙を流した方もいたとのこと。
杉岡さんはとても落ち着いた雰囲気の方。その1つ1つの言葉には、的確かつ、前向きにしてくれる力を持っている。
その方が作るシンボルアート。作っていただいた方が感動するのは納得のような気がする。
杉岡さんと話をすると自然と元気が出る不思議な雰囲気を持った方。
杉岡さんのサイトはこちら → http://aoimachi.net/
そこで田原さんから提案があった。
「私と、杉岡さん、エインさん、青木さんのfacebookグループを作って、そこでクリエイティブ・ワンダーの強みを深堀りしていきましょう」
というものだった。
私は最初、自分でも答えが見いだせないうちの会社の強みを、みんなで話しても見つかるはずがない、意味が無い・・・という否定的な気持ちだった。
しかし、田原さん、杉岡さん、エインさんという研ぎ澄まされた感性を持った方々からいただく意見にはとても興味があった。
そしてコーチングが始まった。
どんな内容だったかというと、
・田原さん、杉岡さん、エインさんから、質問をいただく
・それに対し私が答えていく
というもの。
その後、私から皆さんに質問をして、回答をいただくというものだった。
その時のみんなの質問内容を改めて見なおしてみると、
・起業した理由は?
・仕事をしていて楽しいと思うことは?
・小さい時に好きだったことは?
・この世界でたった1人の人間だったら?
など、様々な質問が繰り出された。
すぐに回答を出せる質問もあれば、変化球の質問もあり、そういう質問は、想像しながら、そんなときどうするか・・・を考えながら正直に答えていった。
みなさんなら、この世界でたった1人の人間だったら?という質問があったら、すぐに何を思い浮かべますか??
それらの質問が続く中で、田原さんは、私の回答から、意味や、思考を整理したメッセージを送ってくれた。
その時、不思議なことが起こった!
質問に答えていく中で、あれ? 自分はこんなことを考えていたのかっ!といった、今までまとまらなかったうちの会社が他と違うところが明確になっていった。
このコーチングの中で、私はこう思った。
「お客さん」も、「仕事をお願いされるプロの技術者」も、どこかで遠慮して本当のことを言えない場面が多い。おそらくコミュニティの中でもどこか遠慮がある。
「お客さん」は、「欲しい」ものがあっても、それをどうすれば実現できるかまでは、わからず、出来上がったものに対してこんなはずじゃなかったということも多々ある。
そして、それを調整するためには、さらにコストがかかるか、技術者の方が、泣きをみて調整するか・・・といった、どちらかが苦しむ展開になってしまう。
そんなのは、よくあることだし、仕方ないことだ・・・と言ってしまったら何も変わんないし、いいはずがない。
そうならないためにも、それぞれとコミュニケーションを密にし、
お客さんから要望を的確に聞き出し、製作パートナーに的確に伝える。場合によっては製作パートナーもお客さんのもとに一緒にいく。
私は思う。
お客さんも、製作パートナーもそれぞれの立場のもと、遠慮していると。
「人は皆、対立することを恐れている」
何かを進める際、プロジェクトがうまくいかない一番の問題は少なすぎるコミュニケーションだとおもう。そしてそこに発生する遠慮。
両方の方々が本当に思っていることが言えた時、とても素晴らしい物が生まれると思う。
今、私はこれを実践している。
それ以外にも様々なことを実践しているが、それらが明確になったのは、コーチングに関わってくれた3名が私自身に気づかせてくれたからだ。
正直に言うと、私がやってる事って、本当に意味があるのかな・・・なんて思ってた時もあって、不安になっていた。
だって、誰でもできそうなことかなと思っていたから。
だけど、コーチングをしていただいて、質問に対して書き出していくと、
これは私にしか出来ない特別な事だ!って思えてきた。
このコーチングは、私にとって、これからの将来のビジョンが明確になったとても貴重な体験だった。
そして、様々な考えを持った方と対話をすることで、新たなビジョンが広がるこの体験で得たことをこれから先、誰かのために役に立てていきたいと思います。
→ 次回へ続く(ドラマの登場人物に自分も入りたい)
今共に仕事をしているエインさんは、ブランディングを行っている会社「Noovo」の創業者です。
現在「indiegogo」というクラウドファンディングに挑戦しています。
彼女は、この世界をフラットにすべく、小さくて知ってもらえる場が無いが、とても素晴らしい物を持っている企業を応援しています。
クラウドファンディングに協力いただいた方へは素敵な特典があります。
是非協力したい!という方は、下記URLアクセス後、右にある「$○」から協力することができます。
→ https://www.indiegogo.com/projects/noovo-a-brand-building-startup/x/9445169
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